「バーチャル特許部って何ですか?」

「どういう意味の言葉ですか?」

 

名刺の「バーチャル特許部(登録商標)」などと印刷しているもので、頻繁に受ける質問です。

 

NHKの朝ドラ「あさが来た」の加野屋が時代の変化に対応して両替商から銀行に代わっていくように、バーチャル特許部も知財部のないベンチャー企業の知財コンサルティング業務から、知財のブログへと変貌してきました。たぶん、5年後は違う顔を持っていることでしょう。

 

加野屋がお金を扱うというコンセプトを継続しているように、知財を扱うというコンセプトさえ一貫してさえいれば、いろいろな顔を持ってよいと思っています。

 

 バーチャル特許部員 七変化

<顧客の組織に存在しないが、キチンと仕事をする幽霊部員>

なんだか、怪しいですね、幽霊部員なんて。

「バーチャル(virtual)」の意味の一つに、「実質的」という意味があります。

組織図にないけれど、実質的な特許部の役割を果たすコンサルティングをする組織です。

特許部を構える余裕のないお客様に特許部の仕事を提供するコンサルタントがスタートでした。

 

<知財の発掘者>

バーチャル特許部員は、5年後に開花しそうな技術の原石を掘り当てて、知財面からサポートして発掘調査マンでありたい、と思っています。発明のマイニングもやってきました。

 

<知財の化粧師>

技術の原石は、雑多な技術の中に埋もれさせておくと、中々開花できません。ライバルの技術と比較し優位な点を明確にして、取引に使える権利の形にする化粧師でありたいです。

 

<知財の軍師>

特許の戦略家であることは、勿論のことです。知財の黒田官兵衛でありたいものです。

技術のデジタル化の波に流されて、世界一のすり合わせ技術を持ちながら、凋落した日本を救うような戦略を考えられる軍師を目指しています。

欧米企業が開発したオープン&クローズと呼ばれる特許戦略が、最近はどこでも聞かれるようになりました。5年後においてオープン&クローズのままでよいはずがありません。特許戦略を変えていきます。

 

<Web上の特許部>

Virtual-ipというwebに住所を取得し、ブログなどを始めたわけですから、このサイトに来られ、このブログを読んでおられる皆の特許部であっていいと思っています。

 

質問をお待ちしております。

 

質問には、個別にお答えしていきますので、バーチャルといっても「実質的」特許事務所の機密保持をお約束しますので、ご安心ください。

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